有限会社新城設計企画室は、建物の企画・設計・監理や補償業務を専門とする企画・設計会社です。                     サイトマップ

完成写真

設計コンセプト
共同生活援助施設として建設するに当たり、障がいのある方の入居の為、お施主から段差のない建物にしてほしい
という要望がありました。
また、車いす利用者を考慮し、廊下から居室・トイレ・脱衣室・浴室の出入口及び居室から外部に出る掃出し窓も
車いすが通れる幅にしています。
その他の要望として、自分の家にいるような、温かく、風が通る建物にしてほしいということで、配置に関しては、居室を全て南向きにし、掃出し窓を設け、光と風が入るようにしました。
北側は水回りを設け、業者と入居者との動線が混じらないように計画しました。
入居者が集う場所として、食堂・キッチンを中心に設け、料理を作る人と食堂にいる人とが、コミュニケーションを
図れるよう、引き込みガラス戸を採用しました。
居室を半間ずらすことで、平面的にも立面的にも変化に富んだ建物になりました。
内部仕上げとして、廊下・居室の腰壁に杉板を張り、入居者の足への負担を和らげる為に、床はフローリング張りの
プラ木レンにしています。
また、居室間のプライバシーを考慮し遮音性能を高める為、断熱材を充鎮しました。

建築主

社会福祉法人　晴陽会

施設名

グループホーム「せろり」

建設地

宮崎県児湯郡高鍋町

構造規模

木造平屋建て

建築面積

354.00�u

延床面積

319.00�u

竣　　工

平成30年2月

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